満足いく終活のしかたとは

財産の分け方から考えてはうまくいかない

 

終活というと、まず初めに財産を子供たちへどのように分割するかを考える方が多いかもしれませんが、終活で一番大切なのは財産の分け方ではありません。

財産の分け方だけ考えたところで、家の中が物だらけで危険があれば、怪我につながり介護が必要になって、施設や病院で老後を送ることになってしまうかもしれません。

終活の目的は、老後の心配事をできるだけなくし、心を晴れやかに、残りの人生をいきいきと自分らしく過ごすことです。

はる行政書士事務所では、終活は次のステップで行うことをおすすめしています。

 

step1  身の回りの整理、片づけ

step2  財産の把握と整理

step3  自分の希望を叶える法的な準備

 

3つのステップで整理しながら無理なく終活を

 

step1  身の回りの整理、片づけ

思い入れのつまった身の回りの物を処分することで気持ちや頭を整理し、これから体が言うことをきかなくなってきても危険がないように家の中をすっきりとさせます。
これは体力や気力が必要なので、一番初めに、なるべく早く手を付ける必要があります。

 

step2  財産の把握と整理

いらない保険や預貯金通帳を解約してコンパクトにまとめたり、不動産の権利関係を整理します。
財産をシンプルにすることで、自分が何をどのくらい持っているかを容易に把握することができ、今後のライフプランを設計しやすくなります。

 

step3  自分の希望を叶える法的な準備

今後ご自分がどのように過ごしていきたいかを明確にし、どのように準備したらそれが叶うのかを考えて法的な準備をします。

 

この順番で進めていただくと、漏れがなく、ご自分の気持ちに沿った終活ができます。

 

とにかく物も財産も片づけてシンプルにすること。

 

老後の心配事をできるだけなくし、心を晴れやかに、残りの人生をいきいきと自分らしく過ごす

という終活の目的を叶えるための極意が、すべてをシンプルにすること、と当事務所では考えています。

step1の身の回りの整理、片づけからアドバイスさせていただきますので、ご相談ください。

 

ものを捨てるのが苦手な方はこちらも合わせてお読みください。

「ものがなかなか捨てられない方へ」https://harugyousei.net/step1throw/

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です