終活の意味
終活(しゅうかつ)とは「人生の終わりのための活動」の略。人間が自らの死を意識して、人生の最期を迎えるための様々な準備や、そこに向けた人生の総括を意味する言葉である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%82%E6%B4%BB
今ではあたりまえのように浸透している「終活」という言葉ですが、いったいいつ生まれたのでしょうか?
調べたところによると、2009年に「週刊朝日」の特集で初めて使われた言葉のようです。
まだ生まれてから12.3年しか経っていませんが、「しゅうかつ」と聞いて思い浮かべるのは、いまや「就活」ではなく「終活」というほど誰もが知っている単語になりました。
昔は家督相続制度のもと、老いた後の自分の行く末など考えなくても、家族親族がきちんと看取って葬ってくれるのがあたりまえでした。心配などしなくても、人が自然に生まれ土に還っていく仕組みがあったのです。
しかし戦後家督相続制度は廃止され、核家族が増え、その結果家族親族ののつながりも希薄になり、自分の人生の整理を自分で考えなくてはならなくなりました。
また、終活という言葉が生まれた2年後には東日本大震災が発生し、死というものを身近に感じた方が多かったのも、広まる要因になったと考えられます。
当事務所では終活を
老後の心配事をできるだけなくし、心を晴れやかに、残りの人生をいきいきと自分らしく過ごすための準備
ととらえています。
決してネガティブであったり、孤独さを連想させるような意味ではなく、ポジティブにとらえ、準備することによって悩みや重荷を減らし、残りの人生をいきいきと自分らしく生きていくためにするもの、ととらえ、少しづつ始めてみてはいかがでしょうか。